生命保険の節約の顛末

生命保険の保険金を節約しすぎて失敗した話

生命保険の節約サイトのサイトなので、露骨に性保険の節約の話を載せるのも気が引けるのですが、皆様のお役に立てることができればと思い、掲載いたします。

ある中小企業の社長

ある生命保険の営業さんから聞いた話です。その保険営業の目線で書いていきます。

 

ある日、担当地域で気になっていた会社に飛び込み営業をしてみました。

 

通常は法人にはテレアポをして保険の担当者…というか財務担当者や経営者に了解を取って伺うのですが、ときには飛び込みもするのです。

 

その会社は医療器械などを扱っている会社でした。
社長さんは話をとてもよく聞いてくれ、またゴルフなどの趣味の話もして頂きました。
こんなことなら、もっと早く来るべきだったと思ったものでした。
非常に人当りの良い社長さんだと思いました。

 

しかし何度も会社に伺っていくうちになんだか不思議な気持ちになったのでした。
それは、見栄えの良いものにはお金を惜しみなく支払うのですが、どうでもよいと思うもの…例えばモップのようなもの…は安ければよい…というはいいのですが、新しい商品が出るとすぐに購入して古いものは捨てるのでした。

 

「安かったから買った。」とまるで言い訳のようによく言っていました。
また、新しいものを買う理由付けに、すでにあるものを誰かに譲って、物が存在しなくなったことを言い訳に買うのです。
「ずいぶん羽振りのいい社長さんだな…。」と半ば関心したり、時には呆れたりしたものでした。

 

FPは難関資格所有者で保険のプロ

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では保険はどうか

何度か会社にお伺いしているうちに、いよいよ保険の話をするようになりました。

 

「保険?いいね。君に任せるよ。」
経営者向けの保険を勧めると、あっさり加入してくれたのでした。

 

会社の将来のことを考えた、ちょうどいい必要保障額をしっかり提示したものでしたから、当然のように保険料も高いものでした。
しかし、社長は満足して大変に喜んでくれたものでした。

 

その後、この会社を何度も訪れ、社員にも親密度を増していったのでした。
契約時、「新し物好きの社長でも、保険はさすがに値切ったり、新しいものにコロコロ変えたりはしないだろう。」と思っていました。

 

…しかし、会社の経営が少し右肩下がりになったときのことでした。
社長から電話が来て、すぐに相談したいということでした。嫌な予感を抱えながら、その会社に行きました。

 

「いやいや、悪いけど減額してくれる。」
保障額を減額してほしいというのです。
そのことで発生する一時金の、会社への入金が目的だったようです。
「社長、万が一のときの保障を下げると、本当に万が一があったときに困りますよ。」と、出来る限り減額しない提案をしてみました。

 

ですが社長は「テレビとかでも安いもの(保険)を売っているでしょ。それに万が一なんてないよ。」
と笑ったのでした。
社長はお金を工面したかったのと、テレビの「だれでも3,000円」といったキャッチフレーズに影響されてて保険料を安くしたかったのでした。

そして本当にあった万が一

数年間のうちに何度か保険を減額をして社長は、そのたびに会社にお金を入れたのでした。
それだけ会社の経営が苦しくなっていたのか…と思ったものでした。

 

しかし相変わらず社長は新し物好きで、買っても買っても満足することなく「安物買いの銭失い」を実践する代表のようなことをしていました。
そうこうしているうちに、どうも手形がショートしたようで会社は倒産。
数日後社長は不慮の事故で他界しました。

 

当然、まわりの人は多額の保険金が下りると思っていました。
実際は、減額に次ぐ減額でいざというときに保障しきれないまで保険金が下がっていたのでした。

 

その金額では銀行を含む債権者に満足な返済もできず、社長が作った不動産も全て競売にかけられ
一年後には、会社に残ったものは廃棄物のみといった状況でした。
さらには従業員も路頭に迷い、もっと大変だったのが残された遺族でした。
全ての借金を断ち切るようなタイミングで他界した社長。
しかし断ち切られてしまったものは、従業員や遺族の将来だったのでした。

 

よく「大丈夫だから」とか「絶対にないから」と、将来起こりうることを楽観視している方がいます。
でも「大丈夫」で「なかった」とき、その人は責任を全うできるのでしょうか。
しかし、「念のため」という考えがあれば安心して責任を全うできるのではないでしょうか。

 

「備えあれば憂いなし」の言葉通りだと思います。

 

FPは複数社の保険比較ができる

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あなたには「万が一」は起きないか?

会社の保険の節約と、社員さんや残された社長の遺族の話を書きましたが
普通の個人の話をしてみましょう。リスクというのは案外誰にでもあるものです。

 

例えば、健康で明るい将来が待っているような20歳前後の人。
現在20歳前後の方が60歳の時に同窓会をするとしたら全員出席できますか?
実は60歳までの生存率は9/10です。
悪い言い方ですが… ということは、10人に1人は60歳までに亡くなっているということです。

 

一方、「死」の瞬間まで介護状態に"ならない"人は10人中何人だと思いますか。
残念ながら、たった1人です。 大半の人は1年以上の介護状態を経験するのです。
介護のお世話になる人は平均5年の介護状態を経験すると言われています。

 

さらに、日本人の死亡率トップが「ガン」。なんと60%の人がガンで亡くなっています。
亡くならなくてもガンにかかる人が多いとも読み取れますね。
入院にしても、平均入院日数が25日、95%が退院するには90日、という情報だけでは、入院日数が60日では長いのか短いのか判断しかねますね。

 

例えば、結婚してお子様が生まれて家族が増えて、ご家族のこれから先の「必要保障額」を算出すると8,000万円となった場合、8,000万円を一生懸命貯金するでしょうか。やはり保険で安心を準備しますよね。

 

生命保険はお金(貯金)や物でカバーしきれない大変なリスクのカバーを「毎月の保険料」といった現実的に金額で準備するものです。
生命保険を節約しすぎると、万が一…いいや千でもなく百が一の時に意味をなさなくなるのです。